奈良県五條市について

当社が拠点としている五條市は奈良県の南西部に位置し、金剛山と桜で有名な吉野連山に囲まれた緑豊かな街です。

吉野川(五條市滝町にて)市の中心を流れる吉野川は、屋久島と並び日本で最も雨の多い地域である大台ヶ原が源流となり、五條市から和歌山県へと流れ紀伊水道に注ぐ河川で、鮎釣りや、キャンプ、カヌーなどのレジャーで多くの方々に親しまれています。

そのほかにも、五條の見どころは多岐にわたります。

旧紀州街道にある「新町通り」は、古来より大阪と和歌山を結ぶ交通の要所で宿場町として栄えてきた町で、現在でも江戸時代の景観が残る街並みが、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

新町通り

観光・特産品

観光スポットとしては、奈良時代の建築物で五條市のマスコットキャラクターのモチーフにもなっている栄山寺の国宝・八角堂や、昭和初期、五條市から新宮市までを結ぶ予定で工事着工まで至った、幻の五新鉄道跡などがあります。
現在、五新鉄道跡地は路線バス専用道などになり活用されている区間も一部ありますが、高架橋などは現在もなお、その形を残しています。
この五新鉄道開発の一部については、五條市出身の女優・尾野真千子さんが出演し、河瀬直美監督がカンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞した作品「萌の朱雀」のストーリーにもなっています。

柿博物館(五條市西吉野町にて)特産品としては、柿、梅、鮎などがあります。
特に柿は、日本一の名産地として有名で、西吉野町には柿についての様々な知識が得られる「柿博物館」があり、建物自体が巨大な柿の形をしているというユニークな博物館です。

その昔、柿の実は薬としても重宝された果物でもありますが、柿の葉は、鯖・鮭・鯛などを酢飯と一緒に包んで押しをかけると五條名物の「柿の葉寿司」となります。

五條名物「柿の葉寿司」柿の葉には殺菌効果があり、包むことにより数日間の保存ができるという特性があります。
食品の保存技術が無い時代、海のない奈良県で、貴重な海の幸を頂くための先人の知恵が活かされた特産品でもあります。

このように、豊かな自然や歴史、食文化などの魅力ある「五條市」で事業を継続し、より美しい生活環境を作り、地域社会に貢献してまいります。

五條の四季フォトギャラリー



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